最終更新日:2025年11月18日

公開日:2025年11月18日

建設業にISOは必要?
メリットやおすすめの規格を解説

ISO取得を目指す建設業にオススメ!豊富なテンプレート

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この記事は9分で読了することができます。

「公共工事の入札でISO取得が条件になっているけど、うちは小規模だから無理かも…」

「ISO取得にはコンサル費用が何百万円もかかると聞いて、手が出せない…」

「手続きが難しそうで、何から始めればいいのか分からない…」

建設業の方、こんな悩みを抱えていませんか?

実は、ISOは大企業だけのものではありません。いまや中小企業でも”選ばれる会社”になるための大きな武器になっています。

この記事では、建設業がISOを取得すべき理由からメリット、低コストで取得する方法まで、わかりやすく解説します。

この記事で分かること

なぜ建設業でISO認証の取得が広まったのか?

経営事項審査(経審)の加点対象になる

国土交通省が、会社の管理体制を客観的に評価する指標として、

を、経営事項審査での加点対象に追加しました。

経営事項審査で加点されることで、ランクが向上し、公共工事など規模が大きく安定した工事の入札が有利になるため、建設業ではISO認証取得の動きが活発になりました。

建設業がISOを取得する3つのメリット

入札・受注機会が広がる

現場の業務改善・品質向上

取引先・施主からの信頼が高まる

① 入札・受注機会が広がる

公共工事だけでなく、民間工事でもISO取得が選定基準になるケースがあります。

「ISOを持っていない会社は対象外」とされることもあるため、取得は営業上の強みになります。

入札・受注でのメリット

② 現場のムダ削減・品質向上

ISOの仕組みを導入することで、ミスやトラブルの再発防止・安全管理の強化が進みます。

工程管理や安全チェックのルールを文書化して共有することで、属人化を防ぎ、現場の品質が安定します。

さらに、ISOを運用する中で、社員全員が「なぜこの作業が必要なのか」を理解するようになり、安全意識や品質意識が全社的に高まります。

現場改善の具体例

③ 取引先・施主からの信頼が高まる

ISO認証を取得することで、自社の品質や経営状態が保証されます。

そのため、ホームページや会社案内にISO認証ロゴを掲載することで、「基盤が安定している管理体制の会社」という印象を与え、新規受注や元請けからの継続依頼や、受注率の向上に直結します。

建設業で活用される3つのISO規格

ISO 9001 (QMS)

ISO 14001 (EMS)

ISO/IEC 27001 (ISMS)

ISO 9001 (QMS):品質管理の仕組みを整える

品質マネジメントシステムの国際規格であり、建設業で最も多く取得されています。
顧客満足度の向上を目的とし、継続的に品質を改善していく仕組みを構築・運用します。

ISO 9001について詳しく見る

ISO 14001 (EMS):環境への配慮を示す

環境マネジメントシステムに関する国際規格です。
廃材リサイクル、低騒音工法、環境法令遵守など、環境への悪影響を最小限に抑える仕組みを構築・運用します。

ISO 14001について詳しく見る

ISO/IEC 27001 (ISMS):情報セキュリティを強化

情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格です。
顧客情報や機密データなどの情報漏えいや不正アクセスなどを防ぐための仕組みを構築・運用します。
入札情報・設計図面・顧客情報などのデータ管理が重要になっている今、ISO/IEC 27001 (ISMS)が注目されています。

ISO/IEC 27001について詳しく見る

どの規格を選ぶべき?

以下のおすすめの企業のポイントが当てはまるものが多い規格がおすすめです。

ISO 9001 (QMS)

品質管理の仕組みを整える

  • ISO認証取得が推奨・必須の工事の入札に参加したい
  • 現場によって仕上がりにバラツキがあり、品質を安定させたい
  • ベテラン職人の技術を標準化し、若手に確実に伝えたい
  • お客様からのクレームを減らし、信頼を高めたい

ISO 14001 (EMS)

環境への配慮を示す

  • 環境に配慮した企業としてアピールしたい
  • 公共工事で環境配慮型工事の入札に参加したい
  • 地域住民からの苦情を減らしたい

ISO/IEC 27001 (ISMS)

情報セキュリティを強化

  • 顧客情報を大量に扱っている
  • 設計事務所や大手ゼネコンから情報管理を求められている
  • サイバー攻撃への対応・準備が必要

品質マネジメントシステムの国際規格であり、建設業で最も多く取得されています。

顧客満足度の向上を目的とし、継続的に品質を改善していく仕組みを構築・運用します。

こんな企業におすすめ

環境マネジメントシステムに関する国際規格です。

廃材リサイクル、低騒音工法、環境法令遵守など、環境への悪影響を最小限に抑える仕組みを構築・運用します。

こんな企業におすすめ

情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格です。

顧客情報や機密データなどの情報漏えいや不正アクセスなどを防ぐための仕組みを構築・運用します。

入札情報・設計図面・顧客情報などのデータ管理が重要になっている今、ISO/IEC 27001 (ISMS)が注目されています。

こんな企業におすすめ

建設業がISOを取得する時のポイント

取得方法 メリット デメリット
【方法1】自社のみで準備する コストを最小限に抑えられる 専門知識が必要で、時間がかかる
【方法2】コンサルに依頼する 専門家の手厚いサポートで確実に取得できる 費用が高額(数十万円~百万円以上)

時間や手間より 費用 を最大限抑えたい方向け

自社のみで準備する

費用より 時間や手間 を最大限抑えたい方向け

コンサルに依頼する

③ ノウハウを蓄積しながら効率よく取得したい方向け

サポートツールを活用する(おすすめ)

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・業界最安クラスの価格設定

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・文書テンプレート200種類以上搭載

・専任担当者がサポート

・3か月~6か月で文書を整備完了

ISO取得の流れ (9~12カ月)

※ 期間は弊社「T-web」をご利用時の目安です

(「T-web」とは、自社だけでマネジメントシステム運用に必要な文書作成~管理ができる ITツールです)

STEP1:現状把握とギャップ分析 (2週間~1ヶ月)

現在の業務フローと規格要求事項とのギャップを明確にします。

T-webサービスでは弊社の専任担当者がギャップ診断を実施し、何を追加・変更すべきかをサポートします。

STEP2:文書作成 (1~3ヶ月)

必要な文書(マニュアル、手順書、記録様式など)を作成します。

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STEP3:運用開始 (1.5~2ヶ月)

作成した仕組みを実際に運用し、記録を残します。

内部監査・マネジメントレビューも行い、決めたルールが守られているかを自社で監査します。

STEP4:認証審査・認証登録 (6ヶ月程度)

認証機関による審査を受けます。

ISO認証取得の流れやまず決めるべきことの3つを徹底解説。ISO初心者の方や具体的に動き始めたい方にピッタリです。

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東京スタンダードでは、ISO認証審査を行っています。

月額制で初期費用を大幅削減
ISO認証登録件数:グループ合計約5,500件
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まとめ:ISOで「選ばれる建設会社」へ

建設業におけるISOは、経営事項審査で加点されるために取得の動きが広まりました。

しかし、ISOは単に加点対象になるだけではなく、自社への信頼と競争力を高める仕組みです。

ISO取得で得られるメリット

建設業におすすめの規格

ISOを取得する時のポイント

もし「ISOを自社でも取れるのか?」と迷っているなら、まずはお気軽にご相談ください。

弊社のサービスなら、低コストで自社に合った仕組みを構築でき、現場の負担軽減にもつながります。

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・200種類以上の文書テンプレート搭載

・自社の実態に合わせたカスタマイズが簡単

・現場からスマホ・タブレットでアクセス可能

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よくある質問 (FAQ)

Q1. 小規模な工務店でもISOは取れますか?

はい、取得可能です。社員数10名以下の会社でも多数の取得実績があります。弊社の「T-web」サービスでは、小規模企業向けの簡易的な文書テンプレートもご用意しています。

Q2. どれくらいの期間で取得できますか?

弊社では、マネジメントシステム構築~認証取得まで、目安で9か月~12か月で取得可能です。業種や体制に応じて柔軟に対応いたします。

Q3. ISO取得後の維持費用はどれくらいですか?

年1回の定期審査費用と、3年ごとの更新審査費用が必要です。弊社では月額制プランもご用意しているため、まとまった費用が不要です。

お問い合わせ・ご相談

ISOご担当者様・ご興味がある企業様は、お気軽に貴社のご状況をご相談ください。

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    2023年東京スタンダード設立。エイエスアール株式会社、アームスタンダード株式会社、アフノールジャパン株式会社、QAICジャパン株式会社をグループ会社として持ち、ISO認証登録件数グループ合計5,500件以上の実績を持つ。長年の経験とノウハウを活かして、ISOをより活かすことができるお役立ち情報を発信。

    記事の監修者

    東京スタンダード編集部

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