【チェックリストあり】ISO内部監査とは?必要な文書や運用ポイントまで解説!
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公開日:2024年11月19日
ISOの準備サポートから審査まで、東京スタンダードですべて完了!
この記事は 11分 で読了することができます。
「ISO認証を取得したいと考えているけれど、どのように準備を進めるべきか分からない…」
そう感じている担当者の方も多いのではないでしょうか?
ISO取得を目指している企業の多くは「ISOコンサルタント」のサポートを取り入れ、審査に向けた準備を行っています。しかし、ISO取得に向けたサポートの選択肢は、ISOコンサルだけではありません!
ISOの取得目的や取得までに求めるスピード感によって、導入すべきサポートや、適切な準備方法が違ってくるのはご存じだったでしょうか?
今回の記事では、ISO取得に向けた審査の準備方法を、タイプ別に3つご紹介します。
これを読めば、あなたの会社に合ったISO取得の準備方法が見つかるはず。ぜひご一読ください!
東京スタンダードでは、ISO審査準備ができるサポートツールや教育コンテンツ、ISO認証審査を月額¥20,600(税抜)~ご提供しています。
ISO取得をサポートしてくれる存在として、多くの企業が導入を検討する「ISOコンサルタント」。実際にはどのようなことをしてくれるのでしょうか?
ISOコンサルタントは、企業がISO認証を取得する際のサポートを行うプロフェッショナルです。まず企業の現状を分析して、ISO規格に適合するための改善策を提案・実行し、ISO認証が取得できるところまで準備を進めてくれます。
具体的には、マニュアルの作成や運用、内部監査の実施、問題点の改善など、企業のISO取得に必要な一連の業務を行います。さらに、ISO認証機関と連携し、審査のスケジュール調整や審査員との折衝も行います。
ISOコンサルタントは、企業がISO認証取得に向けてスムーズに進めることができるよう、経験豊富な知識とスキルを持ってサポートしてくれる存在なのです。
ISOコンサルティングにかかる費用は、企業の規模や取得するISO規格、コンサルタントの経験やサポート内容によって変わりますが、一般的には、数十万円から百数十万円の範囲が目安です。
また、ISO認証取得には、認証機関への審査費用や継続認証費用が別途発生します。これらの費用も含めて、ISO認証取得にかかるトータルのコストを把握し、予算を組むことが重要です。
ISOコンサルティングの費用については、複数のコンサルタントや会社に相見積もりを取ることで、適切な金額やサービス内容を比較検討することがおすすめです。
ISO審査にかかる費用やその準備・維持のためのコンサルタント費用、また、それらの費用を抑える方法を詳細にご紹介します。
最初にお話したように、ISO取得に向けた準備の方法は「ISOコンサルを導入すること」だけではありません。ISO取得の目的に合わせて、自社が取り組みやすい方法で準備を進めることが大切になってきます。
以下に、ISO取得の準備方法を、タイプ別に3つご紹介します。
ISO取得の準備方法
あなたの会社は、どのタイプが1番近いですか?
自社のみでISO 審査準備を行う場合、まずはISO規格の概要を理解し、審査基準に沿ったマニュアルや手順書を作成する必要があります。具体的には以下の手順で進めると良いでしょう。
手順 | お客様の実施事項 |
---|---|
ギャップ分析・診断 | 現在の自社の業務プロセスやシステムが、ISO規格にどれだけ適合しているかを評価し、必要な改善点を特定します。 |
方針・目的の設定 | ISO規格に基づいて、組織の方針や目的を明確にします。これには、品質方針や環境方針などが含まれます。 |
業務ルールやプロセスの整備 | ISO規格に基づいて、自社で守るべき業務ルールや必要なプロセスを策定し、文書化します。この際、必要な記録用テンプレートも作成しましょう。 |
教育・訓練 | 従業員に対してISO規格の理解や、策定した新しい業務ルール等についての教育を行います。 |
ルールに従って業務を実施 | 策定したルールに従って、実際に業務を実施します。必要な場合は、作成した記録用テンプレートに業務の記録を残します。 |
内部監査 | 自社のISOマネジメントシステムが適切に運用されているか、内部監査を実施して確認します。これにより、問題点や改善点を見つけ出します。 |
改善活動 | 内部監査やその他の評価から得たフィードバックをもとに、改善すべき部分を見つけ、継続的な改善を行います。 |
認証取得 | ISOの第三者認証機関による認証を受けるための準備を行い、審査を受けます。 |
上の表のように、従業員への教育や研修、内部監査の実施も、ISO取得準備にあたって欠かせない重要な要素です。従業員全員がISO規格の目的や方法を理解し、適切にマネジメントシステムを運用することが求められます。
さらに、経営層がISO取得に対する意識を高め、組織全体での改善活動に力を入れたり、改善すべき点からまた目標を見直す…ということを繰り返し行うことも大切です。
自社のみでの審査準備は、専門的な知識や経験が必要となり、手間や時間がかかることがデメリットとして考えられますが、組織力の向上やコスト削減のメリットもあります。
デメリット
ISOコンサルタントを利用したISO審査準備では、専門家の知識や経験を活用して効果的かつ効率的に準備を進めることができます。コンサルタントによっては、企業に代わってマネジメントシステム構築や内部監査、改善活動支援を行い、審査に向けた準備を実施してくれます。
イメージとしては、上記の表すべてを一緒に行ってくれると考えて良いでしょう。
ISOコンサルタントを利用するメリットとして、専門的な知識や経験が活用できることや、確実でスピーディーに審査準備ができ企業側の負担がほとんどないことが挙げられます。
一方で、デメリットとしては、コンサル費用はISO審査費用とは別途 数十万円から百数十万円 の費用が発生するだけでなく、ISOを維持するために継続してコンサルに頼らなければならない場合もあり、初期コンサル費用+ISO審査費用+継続コンサル費用を合わせると、コストが嵩んでしまうことや、担当者がマネジメントシステムについて理解できていないと、「ISOを取得するためだけのマネジメントシステム」になり、形骸化した仕組みになってしまう可能性などが挙げられます。
デメリット
構築サポートツールを利用したISO審査準備では、オンライン上で、ISOマニュアルの作成や実際の業務の記録・管理などを行えるツール (= 文書管理機能・ワークフロー機能を網羅したツール) を活用します。これにより、効率的にISO審査準備を進めることができます。
構築サポートツールには、マニュアル作成のテンプレートや内部監査のチェックリスト、改善活動のフォローなど様々な機能が備わっており、自社に合った対応かつ、時間・労力を抑えたマネジメントシステムの構築が可能です。
またツールを利用する際に、専門知識を持った担当者との連携サービスが備わっている場合もあり、スムーズな準備が期待できます。費用面でも、ISOコンサルタントを雇うよりもコストを抑えられることが多いです。
当社、東京スタンダードでも、初めてISO取得に取り組むお客様がなるべく負担なくマネジメントシステムの構築ができるよう、構築サポートツール「T-web」をご提供しています。
「T-web」を利用したサービスでは、ツールでのサポートだけでなくお客様ごとに専任担当者がつき、ギャップ診断からISOマネジメントの解説、構築した仕組みが有効なものかどうかを見る独自の監査等も、併せてご提供しています。
「自社で理解しながら構築」「ツールによるサポート」「人によるサポート」のいいところを取ったバランスプランなので、ぜひご検討ください!
東京スタンダードの構築サポートツールを利用して準備をすると…
構築サポートツール × 専任担当者のサポート × 教育コンテンツ(セミナー等) × ISO認証審査 → すべて合わせて月額 ¥20,600~
手順 | お客様の実施事項 | 当社のサポート | T-web機能 |
---|---|---|---|
ギャップ分析・診断 | 現在の自社の業務プロセスやシステムが、ISO規格にどれだけ適合しているかの診断結果を受け、T-web上で必要な文書サンプルを導入します。 | ○ (診断) | ○ (文書サンプル) |
方針・目的の設定 | ISOマネジメントについての解説を聞き、組織の方針や目的を明確にします。 | ○ (解説) | ○ (テンプレート) |
業務ルールやプロセスの整備 | ISOマネジメントについての解説を聞き、自社で守るべき業務ルールや必要なプロセスを策定し、文書化します。 | ○ (解説) | ○ (テンプレート) |
教育・訓練 | 策定した新しい業務ルール等についての教育を行ったり、セミナー・eラーニングを受講することでISO規格の理解を深めます。 | ○ (セミナー・eラーニング) | |
ルールに従って業務を実施 | 策定したルールに従って、実際に業務を実施します。必要な場合は、記録用テンプレートに業務の記録を残します。 | ○ (テンプレート) |
|
内部監査 | 自社のISOマネジメントシステムが適切に運用されているか、内部監査を実施して確認します。これにより、問題点や改善点を見つけ出します。 | ○ (解説) | ○ (チェックリスト) |
改善活動 | 内部監査やその他の評価から得たフィードバックをもとに、改善すべき部分を見つけ、継続的な改善を行います。 | ○ (解説) | ○ (テンプレート) |
システムの有効性をチェック | 構築したマネジメントシステムが、組織にとって有効なものになっているかを見る第三者監査「TSレビュー」を受けることができます。 | ○ (第三者監査) | |
認証取得 | 認証を受けるための準備を行い、ISO審査を受けます。 | ○ (ISO認証審査) |
※当社はISO認証サービスを行っているため、公平性の観点から、個別のアドバイス・文書作成等のコンサルティング行為は行いません。
東京スタンダードでは、ISO審査準備ができるサポートツールや教育コンテンツ、ISO認証審査を月額¥20,600(税抜)~ご提供しています。
デメリット
自社に負担のない形でISOを取得するには、自社がどのような【目的・スピード感・費用感】でISO取得に臨みたいかを確認し、適切な方法を選ぶことが大切です。
また、社員一人ひとりがISO取得への意識を持ち、適切な知識やスキルを身につけることも重要です。社内外での研修や勉強会を活用し、社員のスキルアップを図りましょう。
あなたの会社に合ったISO取得準備方法は見つかりましたか?
もし気になるサポート等があれば、まずは資料請求や無料相談などを活用して話を聞いてみましょう!
東京スタンダードでは、ISO審査準備ができるサポートツールや教育コンテンツ、ISO認証審査を月額¥20,600(税抜)~ご提供しています。
2023年東京スタンダード設立。エイエスアール株式会社、アームスタンダード株式会社、アフノールジャパン株式会社、QAICジャパン株式会社をグループ会社として持ち、グループ年間審査件数5,300件以上の実績を持つ。長年の経験とノウハウを活かして、ISOをより活かすことができるお役立ち情報を発信。
記事の監修者
東京スタンダード編集部
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